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【ペット防災豆知識】移動時や旅行の時に注意すること4つ!

秋ですね!色々と美味しい時期ですし、紅葉も美しくなって参りました。
また涼しくなってきて、お出かけ日和でもあります。

 

うちトコ避難所マップでは、避難の選択肢を広げるためにも、避難訓練さながらの「ペットと一緒にキャンプ」をおすすめしておりますが…このような記事を見ました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b4eb38a009fd584037b24607d0f8d89e15a76287?page=2
(出典:yahooニュース:「犬連れキャンプ」を安全に楽しもう 愛犬が誤飲・誤食すると危険なもの& 気をつけたい生き物ワースト3は?)

 

動物病院勤めの経験者から言わせると「あるある」です。
大型犬で何でも口にする子は、靴下は、もちろん…飼い主さまのパンツもお腹から出てきたことがあります。

猫では、ハムを包んでいるアミアミ、魚を釣り針ごと…などでしょうか😅

あるあるだと脱線しましたが、ペットとのキャンプや旅行は、ペットも楽しんでいるのならば、防災減災にもなりますし、ぜひ一緒の旅で素敵な体験を得て頂きたいと思います。

 

そこで今回は、災害時にも役立つ「移動時や旅行の時に注意すること4つ」をお伝えします。

①気温や環境について

熱中症対策は、もちろんのこと、急遽な温度変化は、ペットにとって大きなストレスを与えます。 特に涼しくなってきたこの頃も、太陽が高い時間帯は、真夏日のようになることもあります。

そして温度は、気にされると思いますが、意外にも湿度が高いことによって熱中症になることも忘れてはいけません。

 

プールに入って、タオルドライをせず走り回ることで熱中症に…という事もあります。

人と違って口呼吸によって体温調節をしておりますので、気温とともに湿度にも気をつけましょう。 以下は、熱中症対策のマニュアルです。ダウンロード可能です。

https://www.jwa.or.jp/wp-content/uploads/2020/08/b50dd7324cb64b285b4c8ac471021dee.pdf

(出典:日本気象協会 イヌネコ熱中症対策マニュアル)

 

また車中では室温22~25度、湿度50~60%が良いとされています。 お出かけもですが、室内でも温度と湿度の両方がわかるものを持っておくと便利です。

②しつけ・マナーについて

ペットシーツに排泄できることが1番ですが、難しい場合マナーベルトや、ペットオムツなどを活用しましょう。
食事中にテーブルに手をかけたり、他のペットにちょっかいを出さないようにしておくことは、お出かけに最低限必要なマナーです。

③病気や怪我について

旅行先周辺の動物病院を調べてからお出かけしたことってありますか?
旅行慣れしていても遠距離の場合、酔い止めを飲ませておく方が、楽な場合もあります。
旅行前にかかりつけ動物病院に相談したり、旅行先の病院を調べておくと、旅がより安心と思います。

④フードについて

やはり日頃から食べ慣れたものがペットにとって安心です。
とは言え…ペットと泊まれるホテルなどでは、従業員さんなどからおやつを頂いたり、cafeなどで、ペット用おやつが出てきたりと、ペットにとっても至福の時です。

アレルギーや病気があり食事制限がある場合などには、その事を周囲に知らせておくことも大切です。

これは、災害時に避難している時にも言えます。

ペットとの旅行は、気をつけることも多いですが、楽しみもいっぱいですね🎶
どうぞ気をつけていってらっしゃいませ✨