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4月の豆知識「ペットの防災手帳を知ろう!」

今月のうちトコ豆知識は「防災手帳」について触れたいと思います。

一般的な防災手帳とは、災害発生時に必要な情報や手順をまとめたノートのことを言います。

最近は、多くの自治体で地域の特徴に合ったものが発行されています。

ペットの防災手帳を発行している自治体も増えてきていると感じています。皆様がお住まいの都道府県や市町村のWEBサイトにアクセスし「ペット防災手帳」と検索してみると良いかもしれませ
ん。

埼玉県、京都市、米子市、宝塚市などなど、様々な自治体が発行しており、WEBサイトからダウンロードも可能です。

 

当協会の理事である、ペットサポート協会さまや、動物支援ナースさまも、独自の防災手帳を発行しておられます。

お知らせ】たすかるノートのお届けについて | うちトコ動物避難所マップ

 

ペット防災手帳を発行している自治体の防災手帳の記載内容としては、ペットの名前、
年齢、性別、種類、体重、犬種・猫種、接種歴など基本的な情報や、ペットの写真を貼り
付ける欄などが共通していました。また、食料や水、おもちゃ、お薬、散歩やトイレなど
の必要な情報も記載し、緊急時に備えられるようになっています。他にもペット防災手帳
の中には、災害時にペット同行避難を行うために、ハーネスや首輪、リード、キャリーバ
ックなども用意しておくよう示されています。また、動物病院やペットホテル、保健所、
家族や友人、または自治体のペット保護施設なども書く欄があり、知っておくことの重要
性も示されています。

しかしながら「白紙」とか「書いていない」という飼い主さまが多いのは、なぜなのでしょう
か?この記事を読んでおられる方々は、いかがでしょうか?

ペットの防災手帳を書くメリットを考えてみましょう。
■1. 災害時の迅速な対応が可能になる
ペットの名前や種類・犬種・猫種、健康状態、持病やアレルギーなどの情報が書かれてい
るため、災害時に素早く適切な対処ができます。

■2. 緊急時に必要な情報を整理できる
ペットの健康診断書や接種歴、獣医師の連絡先などに加え、ペットに必要なもの(食糧や
水、トイレシートやトイレ用品、おもちゃなど)を書き込むことで、緊急時に必要な情報
を整理することができます。

■3. 非常持ち出し袋の作成に役立つ
ペットの防災手帳には、非常時に必要な情報が書かれているため、非常持ち出し袋を作成
する際にも役立ちます。

■4. 防災意識が高まる
ペットの防災手帳を作成することで、ペットを守るために何が必要か、どのような対策が
必要かを考え、防災意識が高まります。

 

以上のように、ペットの防災手帳を書くことで、ペットを守るための準備が整い、災害時
にも安心して適切な対処ができます。ペットの防災手帳は、ペットにとっての命綱となる
貴重なアイテムです。災害が起こる前に用意しておくことをおすすめします。

■うちトコ避難所マップでは、防災啓発窓口登録を行って下さった方に
https://uchitoko.jp/support-station/register/

 

■「ペット防災啓発ツール」として、ペット防災カレンダーや、理事であるペット防災サ
ポート協会さま発刊の「たすかるノート」等をお届けしております。
https://www.petbousai.com/%E3%81%9F%E3%81%99%E3%81%8B%E3%82%8B%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%83%88

たすかるノート | ペット防災サポート協会たすかるノート | ペット防災サポート協会

(出典:ペットサポート協会 https://www.petbousai.com/

 

ぜひ!うちトコ避難所マップの啓発窓口として、一緒に活動を行い「防災手帳」の重要性
などを伝えて行きませんか?

そして理事である動物支援ナース様では、多頭飼育者向けの防災手帳セミナーなども開催
されています。学びの機会になればと思います。
https://uchitoko.jp/news/post-14754/