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今年は、ペットと一緒に行動の年にしよう!

新しい年を迎えて数週間経ちますが、大切な家族(ペットも)と共にいかがお過ごしでしょうか?

本当に毎日寒いですね…

 

さて今年は、関東大震災から100年の年になります。

首都直下型地震や南海トラフなど30年以内に、高確率で大規模な地震が起こるとも言われております。

じぶんごとにして!本気で備える時期に来ていると考えます。

 

また先日1月17日は、阪神淡路大震災から28年でした。

日本にとって都市近郊の地震は初めてでしたし、人だけでなく多くのペットも犠牲になりました。そして兵庫県南部地震動物救援本部では、1556頭のペットを保護したと記録にございますので、それだけ飼い主とはぐれてしまったことが伺えます。

 

そして阪神淡路大震災の教訓によって、ひとの災害支援の在り方や仕組みが作られ、その後の災害を経て変化し、現在も様々な支援の仕組みが構築されてきております。

フェーズフリーの考え方や、マイノリティーやSOGI(性自認)、高齢者支援に、小児リエゾン支援などなど、それぞれの分野で発展していたり、コロナ後は避難所運営の仕方も変わりました。

 

一方ペット支援の現在のしくみが作られてきたのは、新潟中越地震や東日本大震災などを経て、動物愛護法の改正とともに進められたとも言えます。

その後、熊本や北海道胆、大阪北部地震など、大規模な地震は起り続けています。

もちろん豪雨災害も、雪害も…最近は、ミサイルも飛び物騒です。


そう!日本に暮らすということは、「災害は起こるもの」として考えていく必要があります。

 

 

「災害は、起こるもの」という前提のもと、ぜひ今年は「実際に行動しておく」「訓練しておく」の2点を実行して頂きたいと思います。しかも「様々なパターンを想定して」というミッション付きで!

 

1.リスクを知る行動を

更新の意味でも再度ハザードマップを確認してみませんか?

 

調査によって変更になっている場所もあったりします。

ペットがお留守番している場所、家族のいる場所(職場、学校)、避難しようと考えている場所など、くまなく調べてみましょう。

活用するツールとして「重ねるハザードマップ」をお勧めします!

https://disaportal.gsi.go.jp/

 

2.備蓄を含め家具の固定など、家の中や職場の備えを見直し安全性を確保する行動を

実際にどれだけの方が、備えておられるのでしょうか?

やり過ぎということは、全くありません。現在様々な資源が高騰しておりますので、災害だけなく備蓄は、とても役立つと思います。

 

3.実際に行動してみる

シェイクアウト訓練をご存知でしょうか?

*2008年にアメリカで始まった地震防災訓練。 訓練方法はいたってシンプル!

指定された日時に、地震から身を守るための3つの安全行動を約1分間行うのが基本

場所を選ばず手軽に実施可能なのが、特徴です。

写真を参考に「ペットとともに机の下に入ってみる」を

ぜひ!ペットと一緒に行ってみてください。

 

ちなみに…私は猫に顔を蹴られましたし、犬は呼んでも来ませんでした(笑)

この方法は、震度6強まで有用です。震度7の場合は、机自体が一緒に移動してしまいます。

その時は、とにかく後頭部を守り、次の行動がとれるよう「ゴブリンポーズ」を取ります。

 

「ゴブリンポーズ*」で検索をかけてみて下さいね。

(*出典:震度7の生存確率/著者:佐藤和彦/仲西宏之/出版:幻冬舎plus)